B型肝炎とは

B型肝炎ウィルスを持っている母親が赤ちゃんを出産する際に、血液を介して赤ちゃんにウィルスがうつる場合があります。また、性交渉による感染もあり、現在はこれが原因になっている感染が増えてきています。感染を予防する為には、セックスの際にはコンドームを用いることが必要です。また、性交渉以外であっても、血液が付着したり唾液によってうつることもありますので注意が必要です。

また、この他にも刺青の針の使い回しや、麻薬注射の回し打ち、ピアスの穴を作る時に使うピアッサーの使い回しによって感染することもあります。輸血や臓器移植、治療に使われる血液製剤によって感染する場合もあります。

B型肝炎には、「B型急性肝炎」と呼ばれるものと、「B型慢性肝炎」とがあり、それぞれ治療法が異なります。B型急性肝炎である場合、劇症肝炎でなければ基本的に肝庇護薬は使用しません。水分や栄養を摂りながら、B型肝炎ウイルスが体の外へ出ていくまで待つことになります。

劇症肝炎の場合は、血液透析や血漿交換、抗ウイルス薬などを用いて治療を進めていきます。またB型慢性肝炎の場合は、治療を行うことになります。しかしながら、現在はまだ体内から全てのB型肝炎ウイルスを取り除くことはできません。

かつて日本では、幼児期に集団予防接種を受ける際、注射針や注射筒を使いまわしていたことがありました。これが原因で、感染した人も少なくありません。そして現在、こういった方を対象に国が給付金を支給しています。ここでは、B型肝炎と給付金について紹介します。